しぼりたて!新酒の魅力

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しぼりたて!新酒の魅力

熊本県内の酒造技術向上のために設立された「熊本酒造研究所」は当初、瑞鷹の敷地内にあったそうです。熊本の日本酒文化のルーツの一端を担う蔵として、「熊本酵母」で醸す実直なつくりを基本としながら、新しいことにもチャレンジし続けています。「酒造りが上手くいくように願う、秋の『祈願祭』から作業が始まります。うちは秋と冬の二季醸造なのですが、手間のかかる昔ながらの手作業が多いですね」と吉村副社長。「大量生産・大量消費の時代ではなくなった今は、日本酒の大きな変わり目。消費者に選ばれる酒を目指したいですね。ライトユーザーのための飲みやすい酒や、イベント用の発泡酒造りにもチャレンジしたい」と話します。吉村副社長が15年ほど前からこだわっているのが酒米づくり。熊本県内各地で「山田錦」をはじめ、「華錦」や「玉苗」、九州原産の「吟のさと」などの品種が試行錯誤しながら栽培されています。「今は少ない量の米でも酒造りができる時代。吟醸造りの根幹を大切にしながら、酒造りを進化させていきたいですね」と、吉村副社長は自信に満ちた顔で話してくれました。

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